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新生駒台の家 花火が見えるルーフテラスと子供が遊ぶ建築家の自邸

敷地面積:271.58㎡

延べ床面積:139.26㎡(1階:108.17㎡ 2階:31.67㎡)

 奈良県生駒市に建つこの住まいは、建築家の自邸です。共働き夫婦と息子二人の4人が暮らす住まいです。共働きであることから、できる限り小学校に近い敷地を探している中で出会ったこの物件は、小学校の3軒隣に位置します。毎日子供達が賑やかに住まいの前を登校する様子や下校する様子が見れ、また、敷地の裏が幼稚園であることもあり、お昼間は子供達の声や音楽が流れてくる賑やかで楽しい場所なので、その良さを最大限に生かす間取りを考えました。

 まず、この敷地の最大の売りは、小学校や幼稚園の通学路で友達が家の前をたくさん通ることです。そのため、敷地東側になる道路側に住まいを開放的に計画し、友達との接点が増えるように、また遊ぶ場所が多くなるように道路側に可能な限りの広場を設けました。また、夏祭りの際には生駒市の花火大会がかなり綺麗に見える場所なので、家族や友人、子供達の友達が一同に集まって花火を鑑賞できるウッドデッキを二階のルーフバルコニーとして設けました。毎年、友人や親戚、子供の友達などが大勢集まり、夕方からバーベキューをして花火大会を楽しめる住まいに計画しています。

 この住まいを計画した際の大きな目的の一つが、子供達の生涯の財産になる友達と過ごせる楽しい住まいにすることです。毎日息子のところへ友達が来てくれますし、横の小学校で遊びに行こうと誘ってくれます。広めのリビングを設けているので、雨でも子供達が集合してます。

 「子供たちと過ごす楽しい住まい」になりました。

新生駒台の家

新生駒台の家

敷地が道路より1.3m高いので、その高低差を利用してインナーガレージを設け、平屋のように過ごせる住まいを設計しました。1階の屋根がルーフバルコニーになっており、そこにはウッドデッキが敷き詰められています。バーベキューをしたり、夏祭りの際には大勢が集まってそのデッキから花火を見る事が出来ます。